1.3.4 MBA流、語学学校(パスウェイ)の活用方 – 提携校を探す

(4) MBA流、語学学校(パスウェイ)の活用方 – 提携校を探す

さて、MBAの場合でも、その他の大学の場合でも語学学校経由で入学する人も多い。これは前にも述べた通り、オーストラリアではパスウエイ経由で入学するケースもあるからだ。ここでは、そんな語学学校経由で入学する人たちに向けて、あなたに合った語学学校の選別方法について案内する。なお、もちろん多くの生徒は、コストやコースの期間、種類、立地、評判、各種イベントなどなどを元に語学学校を選別するのだろうが、ここではあえて独自の視点で3点ほど紹介したい。

 

 

1つ目は、まずはその語学学校があなたの行きたい大学と提携(連携)校になっているかどうかを確認する必要がある。当然、語学学校にあなたが行きたい大学へのパスウエイがあるかを確認する必要がある。確認方法としては主に3つある。1つは、語学学校のページに行き、連携校を確認する方法(下記に、その例を示す)。2つ目があなたの行きたい大学のページに行き、連携している語学学校を探すやり方である。残念ながら、これらの連携状況を一覧で示しているようなサイトがあれば便利なのだが、今までにそのようなサイトを見たことがない。これは恐らく連携校は随時変わっていくため、その動向を逐一補足するのは、かなり大変なことだからだと思われる。3つ目が、エージェントに聞くこと。正直3番目が一番早い。なお語学学校から大学、またはMBAのように大学院に行く場合、AE(Academic English)というコースがパスウェイがあるコースであり、多くの大学で2つ〜3つ程度レベルに応じてコースを提供している。

>例えば、一部の語学学校の提携校記載ページを以下に紹介する。
SELC (English Language Centre): http://selc.net/jp/au/courses/eap/school-list/
ELS Universal English College : https://www.els.edu/en/LandingPage/Pathway-Partners-in-Australia

2つ目は、アカデミックアドバイザーあるいは、アカデミックコーディネター、留学カウンセラーなどと呼ばれる(語学学校により呼び方が異なる)スタッフが語学学校にいるかどうかである。 通常この人は、大学との窓口になっている人物であり、あなたの希望を把握しアドバイス等をしてくれる。(例えば2ヶ月の学習期間中に、英語力向上の度合いなどをカウンセリングしてくれたり、学習の進捗に応じて大学の要求レベルと比較し的確なアドバイスをしてくれる。)なお、校長などがこれを兼務している場合、注意が必要である。校長は忙しくそれどころではない場合が多いので実際には機能していないことも考えられるからだ。あくまでも専属のアドバイザーがいることが望ましい。確認の仕方であるが、ウェブサイトに記載されていることもあるが、専属かどうかなど詳細が分からないケースも多いため、直接電話で聞く(日本人対応のスタッフがいると思うので心配なく)、あるいは問い合わせフォーム等で聞いてみるのが一番早い。恐らくエージェントでもここまで把握しているところは少ない気がする。

3つ目が、(MBAを目指す人にとっては)授業料がある程度以上高いところである。 オーストラリアの「教師分野」に限った給料システムであるが、基本的に日本と同じ年功序列のような仕組みであり、教師の経験年数に応じて基本給が上がる仕組みと考えて良い。授業料の多くが教師の給料を反映していることを考えれば、「授業料が高い=教師の給料が高い=教師の経験年数が高い=ベテランの可能が高い=教え方や経験値が高い」と考えられ(もちろんそうでない場合もある)、逆に安価過ぎれば新人講師の可能性も考えられる。授業料金は、語学学校の比較サイト等でも確認できるので、そこでさっと確認できると思う。

>大学への進学コースを開講している語学学校を紹介しているサイト(全てではありませ
ん)
https://www.aswho.com/school

投稿者 TOMO

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