What I Wish I Knew When I Was 20

「What I Wish I Knew When I Was 20」
好き度:中  入手法:買った

起業家の精神

この本は「20歳のときに知っておきたかったこと」というタイトルで、
今から思えば、自己啓発系の本にあるがちなタイトルなのですが、
なぜか中身もほとんど見ることなく買ってしまった本です。
いや、でもこうゆう本が意外と面白かったりする…..のかな。
あとで見たら、著者はティナ・シーリングというアメリカ人で、
スタンフォード大学工学部に所属し、全米の起業家育成のコースで
トップクラスの人とのことです。そしてずばり内容も、
起業家の精神について。

台湾旅行

僕もよく「起業する」とか、「新しいビジネスを考えた」とかいう友人に出会うと、
すぐに「無理だろう」とか「成功するはずがない」って、言葉には
しなくても無意識で感じてしまうことがあるけど、それこそが
一番もったいない話だなーって思うようになった。
この本を見ると、今、当たり前のように流れているあらゆる仕組み、
通勤電車、仕事内容、休暇の過ごし方、会社の組織、お店での買物、
インターネットの仕組み、お金儲けの方法、とにかくありとあらゆる「普段」
は、決して当たり前ではないという見方が、いかに重要であるのかが分かる。

私は、ごく最近、台北に旅行していたのですが、5日間の旅行から東京に帰ってきて、
いつも乗っている地下鉄、街並み、人なんかを見てるのに、
何か違和感を感じました。なぜ、東京には屋台がないのか、食事代が高いのか、
タクシー料金が異様に高いのか、地下鉄が汚いのか、信号が分かりにくいのか、
人が日本語一ヶ国語しか喋れないのか、などなどです。
あとあと考えると、外国から来た観光客の立場で東京を見ていたんだと思います。
起業する人は、私たちが思っている「普段」を、特に「変」だという見方ができる人、
ただそれだけなのかもしれないなって。

空気を読む

本には「異質」の重要性が書かれているわけだけど、どちらかというと僕も
「普通」よりは「異質」を選びたい性格の持ち主だ、と自分では感じている。
例えば、大学生の時、みんながなんとなく「空気を読んで」掃除を始めると、
みんなが掃除をやることは、サッカーでボールに全員が群がることと同じだ、と感じ、
一切手伝わなかった。みんなと同じことをするのが嫌いなのかな。
(まあ、その後、みんなからどう言われらかはさておき…)
でも、そんな僕も、最近はなんだかんだで、みんなに合わせるようになり、
異質なことが減ってきているように思う。
この本を読んで、やっぱり異質さを残さなくては!と思ってきた。
また、何か面白いことを思いついたら、報告します。

投稿者 Yuasa Tomohide

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